Vision

近年、様々な業界において、ダイバーシティ(多様性)を掲げる企業が増えていますが、どのような状態になれば「ダイバーシティが成立している」と言えるのでしょうか。

ダイバーシティには、さまざまな価値観をもつ人たちが集まることによって、シナジー(相互作用)が生まれ、その結果、革新的な製品やサービスが生まれるという特徴があります。

その一方で、価値観の違いは、分裂や不和、軋轢を生み、他者を排斥する圧力が働いたり、協調性や一体感の欠如により、生産性やモチベーションが低下するという側面もあります。

ダイバーシティ(多様性)を組織として成立させるためには、さまざまな価値観をもつ人たちがいるだけではなく、それぞれのひとが「自分らしさ」を表現しながらも、お互いの違いを受け入れ、尊重し合うことが大切になるのです。

多様化、複雑化する市場において、一人ひとりのユニークな意見や見解があってこそ、役割やポジションを超えるシナジーが生まれ、企業の組織的な能力が底上げされるのです。

自分らしく、誠実に、知恵と想像力を働かせ、豊かさと実りある人生を。

identity

自分らしさ

自分らしく、あるがままに。

人生を自分らしく創り上げよう。

自分が何を考え、何を言い、何をするか。

こうありたいと思う自分を考え、毎日そのとおりに生きたらどうなるか。想像してみよう。

意識的な人生への大きな一歩。

自らの手で新しい世界を創り上げよう。


integrity

誠実さ

自分に誠実に生きよう。

自分に対して誠実であれば、あとのことは自然とついてくる。昼のつぎに夜が来るように、ひとに対しても誠実にならざるをえない。

ひとと共に生きるからこそ、まずは、自分に誠実に生きることから始めよう。


intelligence

知恵

主体的に考え、行動し、知識や経験を知恵に変えよう。

知識を得ることは大切なこと。でも、より大切なことは、得た知識をどう活用して、「人生をより豊かに生きていくか」ということ。

知識は失われるが、自分で生み出した知恵は決して忘れない。

人生をより豊かに生きるためには、どうすればいいか。

ひと任せにせず、主体的に考え、行動しよう。


imagination

想像力

思いやりや優しさの根本にあるのは、想像力。

相手の立場に立って想像力を働かせ、「共に生きる」人たちの集まりでありたい。そう願っています。